「なんかよかった」で終わらない絵画の観方@読んでみたレビュー

レビュー・やってみた

『なんかよかった』で終わらない絵画の観方を読んでみた


「なんかよかった」で終わらない絵画の観方 美術館が面白くなる大人の教養/井上響/秋山聰【3000円以上送料無料】

『「なんかよかった」で終わらない絵画の観方 美術館が面白くなる大人の教養』
著:井上 響 監修:秋山 聰

第一印象はなんか難しそう…と思ったけれど

手に取ったとき、まず目に入ったのは外装でした

シックでおしゃれで、全体的に落ち着いた雰囲気
実際に見ていただけると分かると思うんですが、すごい高級感があるんですよね

ただ正直なところ、
「こんなすごいカッコいい表紙なら、専門的なことがたくさん書いてある本なのでは?」
と、少し身構えてしまったんです

でも、それはいい意味で裏切られました

読みやすさ|文字が多そう、は完全に思い込み

実際に読み始めてまず感じたのは、とても見やすい!読みやすい!ことでした

文字が詰まっている感じはなく、ページをめくるのが苦になりません

絵画の掲載も多くて、カラーで載せてあるからどれもきれい!
絵を眺めながら説明文を読めるので、「あ、ここがそういうことなのか」と自然に理解できました

また文章はというと…

・大事なところは太字やマーカー
・章の最後にはその章のまとめ

がされていたので、とても読みやすくてスラスラ読めました!

ちょっとブログ記事とか、学生のノートみたいな雰囲気がありましたね
頭に入っていきやすかったです

神話モチーフ|好きな分野はやっぱり楽しい

個人的に特に楽しかったのは、
ギリシャ神話など、神話や物語がモチーフになっている絵画の部分ですね!

もともと神話や物語が好きなので、知っている内容の話が出てくると、とても理解しやすかったです

大学時代に教会のステンドグラスの講義を受けたんですが、その時にでてきたお話なんかもあって、懐かしい気分になりました(笑)
ステンドグラス同様、肖像画などは抜きにして、昔の絵はモチーフありきで描かれているものが多いんだなぁと感じてます

それ以外にも、知らなかったモチーフに出会えるのも新鮮でした!

「この絵には、こんな背景があったんだ」と、絵画の見え方が少し変わった気がします

技法と歴史|現代絵画が少し分かった

絵の技法や表現の歴史を、時代順に追って説明してくれるのも分かりやすいポイントでした

正直、現代絵画については「よく分からないなー」と思っていたので…
今回この本で整理できたのはとても良かったです

まとめ

この本は、

美術館が好きな人
絵は好きだけど、どう見たらいいか分からない人

そんな方に向いている一冊だと思います

「なんかよかった」で終わりにしないで、もう一歩踏み込んで絵画を楽しみたい!
そんな気持ちに、そっと寄り添ってくれる本でした

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