
すいぞくかんのおいしゃさん
大塚 美加 文
齋藤 槇 絵
出版社:福音館書店
28ページ
こちらの作品は、水族館に勤務している獣医さんのお仕事が描かれています。
将来看護士さんになりたいと言っている、4さいの娘のお気に入りの本です。
お魚や動物が好きな子や、おいしゃさんが好きな子は楽しく読んでくれると思います。

主な話の内容は、水族館にいる生き物の病気やケガを治していくというストーリーになってます。
漠然と『病気になったから、薬で治しました。』と書くのではなく
『この魚は小さい虫がたくさん付いてしまって苦しそうだから、薬が入った水槽に移動させる』といった風に、病気や処置のことをわかりやすく書いているのが良いなと思いました。

イルカやウミガメといった、小さな子供が知っていそうな生き物から、マダラエイ、タツノオトシゴといった生き物まで登場します。
色んな生き物が出てくるので「実際に見てみたい」と興味を持ってくれる一つのきっかけになると思います!
(ちなみに、水族館に行ったら娘はタツノオトシゴが見たいとのことです。)
また補足ですが、調べていたら作者さんのお話が載っているページを見つけました。
水族館の現役獣医さんとのことで、短いですがお仕事の大変なところ、好きなところが書いてありました。
あまり水族館の獣医さんのことを知らなかったのですが、すごいお仕事なのだなと思いました。

すいぞくかんの おいしゃさん (かがくのとも絵本) [ 大塚美加 ]



コメント