きゅっ きゅっ きゅっ
林 明子さく
出版社:福音館書店
20ページ
こちらの作品はこどもとぬいぐるみたちがでてきます。
こどもとぬいぐるみたちはスープを飲むのですが、うまく飲めずにこぼしてしまいます。
こぼした場所を優しく『きゅっ きゅっ きゅっ』と拭いてあげる、そんなお話です。
短い文章で書かれているので、まだ絵本に慣れていない子でも読みやすいと思います。
何回も読んで!と頼まれても読み聞かせしやすいです(笑)
ぬいぐるみが汚してしまった場所をこどもが「ふいてあげるね」と拭いてあげる場面は、おままごとやお人形あそびが好きな子は、特に好きかもしれません。
こどもって誰かのお世話したくて仕方がない時期があると思うのですが、それを絵本の中で表現されています。
人物とぬいぐるみ、スープの絵しか出てこないので、こどももわかりやすいと思います。
また、こどもやぬいぐるみがかわいく描かれているので見てて癒されます。
個人的にはくまさんが大好きです。

2歳の娘は汚れた部分を拭く場面で、同じように「きゅっ きゅっ きゅっ」と拭いてあげると声をあげて喜びました。

何度も読んでほしいと頼まれるくらい気に入ってしまった絵本の一つです。
読み聞かせとふれあいが同時にできる素敵な絵本でした!
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